阪神・北條史也内野手(27)が26日、プロ10年目を迎える来季に向けて悲壮な覚悟を言葉にした。西宮市内の球団事務所で契約更改交渉に臨み、今季年俸2200万円から300万減の1900万円でサイン。2年連続の減俸提示を受け止め、プロ野球人生を懸けた勝負に向かう。(金額は推定) 大逆襲を期す2022年シーズンに思いを巡らせていると、かつて共に遊撃でプレーした大先輩の言葉が浮かんできた。「鳥さんも言っていましたけど、明日辞めてもいいくらい野球をやって頑張りたいです」。今季限りで現役を引退した鳥谷の姿を思い返し、さらに気合がみなぎった。
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